sunshine of my life-切ナイ恋物語-
嘘だろ?


あの事故の?





だけど別に付き合ってくれって言ってるわけじゃないんだよ。
ただ、純粋に会いたいって思っただけで。



そんな事聞いて
益々、その『まゆ』という子の事が気になってきてしまった。



毎日毎日
小学生の頃の『まゆ』が頭から離れない。



俺のくだらない毎日に
花が咲いたような気がした。





数日後
俺らのたまり場で
裕太とバイクをいじっていた。




裕太『おい、今日泉がまゆと遊んでるらしいぜ!』



そういうことは早く言えよ!



俺『マジ?どこで?』



裕太『さっき飯食ってるってメールきてたけど』



俺『俺も腹減った!裕太、そこ飯食いに行こう』



腹なんて減ってなかったけど
こういうチャンスがなければ
会うキッカケなんてないじゃねぇか!




勇太が泉にメールすると
泉たちはもう飯は食べ終えていたらしい。



裕太がこそこそ泉と電話し始めた。


なんだよ見せつけやがって。



電話を切ったあと
裕太が一言
『じゃぁ俺んち行こうぜ。おまえ運転してけよな』



ムカつくやろうだぜ。
またチャンス逃しちまった。



裕太をバイクの後ろに乗せ
裕太の家へ向かった。




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