sunshine of my life-切ナイ恋物語-
高校生になった私は
意外とモテた。


一番のモテ期?


知己のことを忘れたくて何人かと付き合ってみたものの、
頭の片隅にはいつも知己が居て
心から好きになれる人なんて
出来なかった。



ずっとこうして引きずったままで居るんだって思ってた。
別にそれでも良かった。

だって、私が知己と別れてから
知己に新しく出来た彼女は
知己が亡くなってから悲しみもなく
すぐに新しい彼氏を作ってた。
幸せそうに彼氏の隣で笑ってた。


私は心の底から笑うこともできないのに…
私が知己の事忘れちゃったら
知己が可哀想だから。


だから
他に好きな人ができなくたって
幸せになれなくたっていいって思ってた。





あいつに会うまでは…






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