sunshine of my life-切ナイ恋物語-

まゆがバイクに興味あるのかと思って
長々とバイクの話をしてしまった。



まゆの声は
段々小さくなり
聞いてるのか聞いてないのかわからないような
返事しか返って来なかった。



俺『話つまらない?』


まゆ『うん』


うんって。
まゆにとってどうでもいい話をしてしまっていたのか俺は…
ホント馬鹿な俺。



でも多分
まゆは俺が小学校の頃から
まゆのことを知っているって事は知らないだろう。



女っていうのは
こういう運命的な話が好きだからな。
多分…
トイレに置いてあった妹の少女漫画読んだとき
そんな感じだったはず。



俺『じゃぁとっておきの話聞きたい?』


まゆ『なになに??』


まゆは興味深げに耳を傾けてきた。


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