sunshine of my life-切ナイ恋物語-
慌てて外に出て
停まってるまゆの車まで向かう。
小走りで。


ごめんと言いながら助手席に乗り込み
まゆの顔を覗くと
ちょっと膨れ面をしてた。


『50分も待っちゃった…』



うぅ可愛い。
こんなときなのに可愛い。


可愛すぎてつらいぜ…



でも謝ったら許してくれて
にっこり笑ってくれた。



だから可愛すぎるだろ…。
そのスマイルやめてくれよ
俺の理性が吹っ飛ぶ。




まゆとの初デート(何度もいうが俺が勝手にデートと思っている)は
密かに連れて行きたい場所があった。


そこに連れてってまゆの喜ぶ顔が見たかった。
単純にそれだけ。

だけど車で1時間近くかかるから
行きも帰りも
まゆの運転する姿独り占めできる。



その前に腹ごしらえしないと。





< 48 / 315 >

この作品をシェア

pagetop