sunshine of my life-切ナイ恋物語-
温もり
夜景を堪能してから、地元へ戻ることにした。




拓人と居ると何をしても楽しい....
自分が自分で居られる気がする…


帰りの車では、そんな風に思えた。





そしてその車の中ではずっと手を繋いでた。






どちらからともなく自然に。




拓人に触れたかったし、温もりを感じたかった。
安心した。

拓人がここに居てくれるっていう安心感でいっぱいだった。



そんな気持ちとは裏腹に
あっという間に私の車は地元に着いてしまった。
そして拓人の家の駐車場に車を停めた。





....まだ、離れたくない。


....もっと、一緒にいたい。



多分、拓人も同じ気持ちでいる。





だってなかなか、車から降りないんだもん....。






『また、遊ぼうね?』





私がそう言うと
拓人は静かに頷いた。


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