sunshine of my life-切ナイ恋物語-

楽しい時間というのは
何故こんなに短く感じるんだろう…




気づけばもう俺の家の駐車場に着いていた。



まだ離れたくない…
もう少しだけ一緒に居たい。




くだらない話をして
別れの時間を延ばした。



まゆが『また遊ぼうね?』なんて
寂しい顔で微笑んでいたから
俺の理性は崩壊寸前。



言うなら今しかない!


考える余裕もないまま
俺は自分の気持ちを伝えてた。



もっといい雰囲気の時とか
絶景とか
そんな場所で告白したかったけど
俺の初めての告白は
自分の家の目の前の駐車場になってしまった。



場所じゃないのはわかってる。
どれだけまゆの事を想っているのかを伝えるのが大事なんだけど。
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