sunshine of my life-切ナイ恋物語-
俺の気持ちを伝えたら
まゆは困った表情をしていた。



あぁ、やっぱりまゆは
知己先輩のこと
まだ忘れられないんだ。




俺は身近な人を亡くしたことがないから
どれだけ辛いかなんてわからない。



でも辛い人の
傍にいることはできるから
俺がまゆの事を支えてあげたい。



まゆの手が少し震えてるように見えた。
俺がこんな告白をして
あきらかに困っている。



困らせたかったわけじゃないんだよ。


俺はまゆと二人で
幸せになるために
一緒に居たいんだよ…



わかってくれよ……。





気づいたら俺はまゆを抱きしめていた。



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