sunshine of my life-切ナイ恋物語-




付き合って2週間ほど経った3月終わり
初めて拓人の家に招かれ
私は弾けないけどふざけて一緒にギター弾いたり
写真撮ったり
そこで拓人と初めてキスをしてそのまま身体を重ねた。



拓人は初めてだったから
すごい緊張してて
すぐに発射しそうになってて可愛かった。


腕枕をしてくれて
そのまま布団の中でジャレあった。



拓人の腕は細いけどやっぱり男の腕で
この腕の中に私が居て
なんだか守られてる感じがして
心地よかった。



『俺のことどれくらい好き?』
なんて突然聞かれて
どれくらいって言われても表現しようがなくて困ってたら
続けて拓人が
『結婚したいくらい?』なんて聞くから
嬉しくなって『うん』なんてうっかり答えちゃった。



結婚なんて考えたことなかったし
結婚願望すらなかったし
私が結婚なんて
絶対にありえないって思ってた。


そりゃ、いつかは結婚して子供ができて…なんてことは
薄々頭の中にあったかもしれないけど
知己のことがあって
それから薄っぺらい恋愛しかしてなかった私は
拓人に言われたその言葉で
結婚というものが
急に現実的に感じた。








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