sunshine of my life-切ナイ恋物語-
まゆに抱きしめられて
俺は倍の力でまゆを抱きしめ返した。



ここまできたら
まゆの中で知己先輩の事は消えているだろう。



まゆからはまだ
俺のことを好きだという言葉をもらってない。
まゆが俺のことを好きでいてくれるのはわかる。
行動や態度で。
だけど言葉が欲しかった。
女みてーだけど
俺の初めての彼女で
初めてするまともな恋愛…
俺なりに不安だってあった。
だからあんな事聞いてしまったんだ…



『俺の事どれくらい好き?』



『どれくらいっ…て…えっと…』



『結婚したいくらい?』



『…うん』



一応最後は笑って『うん』と言ったものの
絶対まゆは戸惑ってた。



だけど俺はこれから真面目に働いて
まゆを幸せにしてやりたい。


ずっと一緒に居たいし
結婚したいって心の底から思った。
他の誰かにまゆを取られるなんて
絶対に嫌だ。









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