sunshine of my life-切ナイ恋物語-
着いてから20分ほど経った頃、
どこか遠くからバイクの音が聞こえた。



泉「裕太かも!」




泉が声を弾ませて周りをキョロキョロし始めた。



私もつられて探してみたけど
聞こえる音は遥か遠くの方。
正直どちらの方角から聞こえてるかわからない。





音でわかるなんて、凄いなって
それだけ裕太との時間過ごしてたんだな。
私の知らないところで。


ちゃんと恋愛してる泉を見ると
私はこの先どうなっていくのかという不安が押し寄せて
自分でも気持ちのコントロールができなかった。



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