sunshine of my life-切ナイ恋物語-
戻ってきたまゆは
目を少し腫らしていて
泣いてはいなかったけど
泣いてきたんだなって事はわかった。



俺はまゆを泣かせた事と
大声を上げたことで罪悪感でいっぱいだった。



すぐに抱きしめ
ずっとまゆの手を握りながら
北海道行きの経緯を話し
納得してもらった。



腫れた目もすげー可愛い。
頑固だし気が強いけど
内面はすごくナイーブで
俺のことを好きでいてくれるまゆを
改めて愛おしいと思った。


まゆの機嫌も直ったし
この日はたっぷり愛し合って眠りについた。



次の日から北海道行きの準備を急いで始めて
まゆも買い物に付き合ってくれて
身支度も手伝ってくれた。



そして次の週の月曜日、
大好きな彼女に見送られ
最高な仲間達と
北海道へ向け出発した。



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