sunshine of my life-切ナイ恋物語-
『さっき裕太から電話があって〇県にいるみたい。聞いた?』



「うん、拓人からも電話あった。」



『でね、笑っちゃうんだよ(笑)裕太と話してて途中で隆史くんと電話変わって話したんだけどね、その間、裕太と拓人くんが電話の後ろで大声あげて騒いでるの(笑)なんて言ってたと思う?』



「えぇ~なんだろ~なになに?」



『年上最高ー!って二人で大声で言ってるんだよ(笑)』



「マジで!?それって泉と私のこと?」



『そうだよ。ちょうど海の傍にいて、海に向かって言ってるんだって。隆史くんがね、あんな感じだから安心しなよって言ってくれてたから。まゆも安心しな。ね?』




うん。安心した。
嬉しかったよ私。



北海道に行っちゃって
私と結婚したいって言ってくれてたのも
嘘だったのかなぁ
気が変わっちゃったのかなぁ
やっぱり友達と遊んでる時の方が楽しいのかなって
ちょっと不安に思ってたんだよね。


年上って言ったって
学年が1つ上なだけだけど
私は短大生、泉は社会人
拓人や裕太からみたら
少しは大人に見えるのかな。



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