小生意気な悪魔



校門

なんとなく通りずらいけど…


校門に近づくにつれ武が幸喜君に気づいた


「幸喜、何してんだ??」



「ちょっと兄貴に言いたいことあってきたんだ。」


やっぱり武に用事かー

もしかしたら私に会いに来たのかななんて

私ってば自意識過剰///


「そんなの別に家でも言えるだろ。」


そういや確かに…


「ついでに会いたい奴がいたから。」


え…

ドキッ///


ま…さかね///



武が眉間に皺を寄せて訳が分からないって顔をしている横で私は顔を熱くしてドキドキしていた


だって幸喜君

まっすぐ私の顔見てるんだもん//



私はただ目をそらすことしかできなかった



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