小生意気な悪魔
『おーどうした??』
「あのさー、どうして言っちゃったの??」
私はなんの前置きもなくそう聞いた
するとまっつんは、
『ほんとは振られたかったんだ。
まさか世良も同じ気持ちとは思わなかったから…』と静かに言った
夏だから遊びたいだろうし
あわよくば…なんて甘い考えもあった
って笑いながら言った
まっつんももう26だし私たちなんかよりずっと大人だし
心配しなくても大丈夫…なのかなほんとに…
「舞泣かせたら殴るかんね!!!」
『泣かせねーからυ
あ、やっぱ泣かすかも!!あいつ意外と涙もろいみたいだし(笑)』
ケジメつけてしっかり舞を守ってって意味で「舞をよろしく。」と言って電話を切った
そのとき、私の携帯が鳴りだした
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