小生意気な悪魔
チラッと後ろを見るとお腹を押さえてしゃがみ込む幸喜君
「して…
離して!!」
私の大きな声にびっくりした武は私の腕をパット離した
私は急いで幸喜君に駆け寄った
「大丈夫??」
「まぁな…」
私は武を睨んだ
「酷いよ武!!
弟殴るなんて…ましてやまだ小学生なんだよ!?
見損なった。」
私はうずくまる幸喜君に肩を貸してたてらせた
「真由…」
「言い訳なら聞かないから。」
怒った私は武の言葉なんて聞く耳を持つことができなかった
そのまま幸喜君を部屋まで運んだ
、