小生意気な悪魔



場の空気は和やかで私はずっとみんなの会話を聞いていて時折話を振られて頷いて


たまに幸喜君と目があってはドキドキしていた



「ごちそうさま。」



「あーまた玉ねぎ残してー!!きちんと食べなさい!!」


舞加ちゃんは立ち上がった幸喜君を再び席につかせる



「わーったよυ」


舞加ちゃんには逆らえないみたいだ


なんだかイライラする…


こんな自分イヤなのに…




やっぱり幸喜君が本当に好きなのは


舞加ちゃんなのかなー…



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