[完]最初で最後の大きな嘘




「それにね、家から病室も遠いから…



友達も来れないんだって。」






「そうなんだ、寂しいね。



だけど退院するまで


ううん退院しても友達だからね」




「ありがとう」




「うん、


だからもう

何も心配しなくても大丈夫なんだよ」



私は泣いているひなたちゃんの背中をさすった






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