[完]最初で最後の大きな嘘
そういえば、ひなたちゃんは
今、
藍那みたいに若くに亡くなる人を減らしたい
そう思い医者になった。
大変らしいけど、充実してると言っていた。
みんな、藍那がいたからこそ
今がある。
藍那は、いないけど
藍那が生きた証はここにあった。
そして
俺たちの子供が生まれた。
藍那のように人に思いやりのある子になって
ほしいという思いで
藍那
とつけた。
今も藍那の生きた証は
未来に受け継がれていっている。