最初で最後の、恋だった。






あそこで…お兄ちゃんが亡くなった。




「…」

「望愛、どこに行くんだい」



あたしは叔母さんを無視し、自室へ行った。




パタン…と扉を閉める。











「ハハ…アハハ…アハハハハハハハハ!

最高だわお兄ちゃん!
きっと天罰…天罰がくだったのよ!

あたしにいつも暴力を振るう罰がね!



アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッ!!!」










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