君との時間


そんなことには見向きもせず私の髪を無理矢理引っ張る


「ほらほら!なんならトイレまで連れていってあげるからさー」


「いっ…!」


(なに引っ張ってんだよこいつ顔がパンダの癖にお前を動物園の檻に引っ張ってってやろうか!)


ーブン!


「キャッ!」


私は昔習っていた空手で相手を突き飛ばす


(あ~ああんまりこういうのでは目立ちたくなかったんだけど…。とゆうか何がキャッだ何が!本当にビックリしたらキャッなんて言わねぇんだよブリっ子が!)



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