狂気の王と永遠の愛(接吻)をイメージ画集とつぶやきの場
9/18 アオイと悠久の王様たち⑤
キュリオ「…畏(かしこ)まりました。しかし、センスイは"自分が一番戦いに向いていない"とかなんとか言っていたようですが、とても信じられません」
セシエル「そう。彼は魔法のような力を使う以外にも、体術や謎の武器を召喚する能力を持っているみたいだ」
キュリオ「そのようです。クジョウという男は常に剣を身に着けているようですが、センスイに限っては…」
セシエル「あとは…君の友人のエデン君だったかな?」
キュリオ「はい、彼は第四位の<雷帝>エデンです」
セシエル「…そうか。キュリオは<雷帝>の力が攻撃超特化なのは知っているかい?」
キュリオ「は、はい。そう聞いておりますが、どれほどかと言われると…正直…」
セシエル「センスイという男の暴走が止まらなければ…或いはエデン君の力を借りなくてはならないかもしれない」
キュリオ「し、しかしっ!!貴方様よりやつは弱いのでは…っ!?」
セシエル「それは"異空間"に歪みが生じてるからさ。短期決戦になるかもしれないという事だけ覚えていて欲しい」
キュリオ「はい…わかりました」
ようやくそこまで話終えた二人の顔を見比べながらアオイが小声で呟いた。
アオイ「あ、あの…ひとつ聞いてもよろしいでしょうか…」
キュリオ「うん?アオイどうし…」
セシエル「どうかしたかい?アオイさん」
キュリオ「……」
またもかぶせられてしまったキュリオ。恨めしそうにセシエルを見つめている。
アオイ「<雷帝>様が"攻撃超特化"というのはわかったのですが、それって第二位のお父様よりお強いということですか?」
セシエル「あぁ、その説明がまだだったね。総合力ではもちろんキュリオのほうが高い。<雷帝>は一撃必殺のような…守りをすべて念頭から除外した攻撃に優れているのさ」
アオイ「なるほど!そのために鎧をまとってらっしゃるとか…?」
セシエル「んー、彼らは戦人だからね。鎧をまとうのは正装にあたるんじゃないかと思われるよ」
アオイ「そうなんですね、すごくお勉強になります」
あまり他国のことを知らないアオイが熱心に耳を傾けている。
セシエル「強いていうならば…"攻撃は最大の防御"というのが彼らの性分なのかもしれないね―――」
セシエル「そう。彼は魔法のような力を使う以外にも、体術や謎の武器を召喚する能力を持っているみたいだ」
キュリオ「そのようです。クジョウという男は常に剣を身に着けているようですが、センスイに限っては…」
セシエル「あとは…君の友人のエデン君だったかな?」
キュリオ「はい、彼は第四位の<雷帝>エデンです」
セシエル「…そうか。キュリオは<雷帝>の力が攻撃超特化なのは知っているかい?」
キュリオ「は、はい。そう聞いておりますが、どれほどかと言われると…正直…」
セシエル「センスイという男の暴走が止まらなければ…或いはエデン君の力を借りなくてはならないかもしれない」
キュリオ「し、しかしっ!!貴方様よりやつは弱いのでは…っ!?」
セシエル「それは"異空間"に歪みが生じてるからさ。短期決戦になるかもしれないという事だけ覚えていて欲しい」
キュリオ「はい…わかりました」
ようやくそこまで話終えた二人の顔を見比べながらアオイが小声で呟いた。
アオイ「あ、あの…ひとつ聞いてもよろしいでしょうか…」
キュリオ「うん?アオイどうし…」
セシエル「どうかしたかい?アオイさん」
キュリオ「……」
またもかぶせられてしまったキュリオ。恨めしそうにセシエルを見つめている。
アオイ「<雷帝>様が"攻撃超特化"というのはわかったのですが、それって第二位のお父様よりお強いということですか?」
セシエル「あぁ、その説明がまだだったね。総合力ではもちろんキュリオのほうが高い。<雷帝>は一撃必殺のような…守りをすべて念頭から除外した攻撃に優れているのさ」
アオイ「なるほど!そのために鎧をまとってらっしゃるとか…?」
セシエル「んー、彼らは戦人だからね。鎧をまとうのは正装にあたるんじゃないかと思われるよ」
アオイ「そうなんですね、すごくお勉強になります」
あまり他国のことを知らないアオイが熱心に耳を傾けている。
セシエル「強いていうならば…"攻撃は最大の防御"というのが彼らの性分なのかもしれないね―――」