狂気の王と永遠の愛(接吻)をイメージ画集とつぶやきの場
10/7 仙水とアオイ⑤
以前にも増して積極的な仙水にアオイは逃げる事も叶わず…
「せ、先生っ!!そそそそういえばっっ!!怪我の具合はいかがですかっっっ!?」
「…怪我…?」
「…で、ですですっ!!どなたに斬りつけられたのかわかりませんがっ…たくさん血を流されて…っ…」
「あぁ、あの程度…かすり傷です。ですが…ご心配ありがとうございます」
にこりと笑った仙水だが、次の瞬間笑みを消して…
「アオイさんのほうこそ…本当にすみませんでした。もう二度と彼にあのような事はさせません」
深く頭を下げる仙水にアオイは慌ててその身を起こさせる。
「そんなっ…謝らないでくださいっ!!それに…先生が無事で安心しました。あの後、何もわからずにさよならしてしまったので…どうしてるかなって…」
「えぇ…もうすぐ『狂気の王と永遠の愛(接吻)を』が完結いたします。私の登場も残りわずかです」
「か、完結!?私まだ…色々とやらなきゃいけないことが…っ…」
「では…ここで貴方と私…二人だけの物語を紡ぎませんか?」
―――つづく。
「せ、先生っ!!そそそそういえばっっ!!怪我の具合はいかがですかっっっ!?」
「…怪我…?」
「…で、ですですっ!!どなたに斬りつけられたのかわかりませんがっ…たくさん血を流されて…っ…」
「あぁ、あの程度…かすり傷です。ですが…ご心配ありがとうございます」
にこりと笑った仙水だが、次の瞬間笑みを消して…
「アオイさんのほうこそ…本当にすみませんでした。もう二度と彼にあのような事はさせません」
深く頭を下げる仙水にアオイは慌ててその身を起こさせる。
「そんなっ…謝らないでくださいっ!!それに…先生が無事で安心しました。あの後、何もわからずにさよならしてしまったので…どうしてるかなって…」
「えぇ…もうすぐ『狂気の王と永遠の愛(接吻)を』が完結いたします。私の登場も残りわずかです」
「か、完結!?私まだ…色々とやらなきゃいけないことが…っ…」
「では…ここで貴方と私…二人だけの物語を紡ぎませんか?」
―――つづく。