狂気の王と永遠の愛(接吻)をイメージ画集とつぶやきの場
10/11 仙水とアオイとキュリオ②
優しく髪を梳かれ、耳元でキュリオの甘い声が響く。
『…おやすみアオイ』
(おやすみ…なさい、お父様……)
「おやすみなさいアオイさん…」
遠くから仙水の声が聞こえた気がする。
そしてもう一人。
「おやすみアオイさん」
「……?」
わずかに首を持ち上げたキュリオが聞き覚えのある声に目を見張った。
「…っ!?セシエルさ…っ…!!」
「なぜ貴方まで…っ!!」
『ほら、二人ともアオイさんが起きてしまうよ?シーッ』
茶目っ気たっぷりの笑顔で指差しゆびを口元に立てたセシエル。
『広いベッドで良かった。これなら私も眠れそうだ』
(この声…セシエル様…?)
『なんです!?この悠久率はっっ!!!だいたい私はアオイさんしか呼んでな…っ!!』
『シーッ』
『貴様…静かにしろと言ったはずだぞ』
『…くっ……』
アオイを盾にとられ、悔しそうに顔を歪める仙水。
『…おやすみアオイ』
(おやすみ…なさい、お父様……)
「おやすみなさいアオイさん…」
遠くから仙水の声が聞こえた気がする。
そしてもう一人。
「おやすみアオイさん」
「……?」
わずかに首を持ち上げたキュリオが聞き覚えのある声に目を見張った。
「…っ!?セシエルさ…っ…!!」
「なぜ貴方まで…っ!!」
『ほら、二人ともアオイさんが起きてしまうよ?シーッ』
茶目っ気たっぷりの笑顔で指差しゆびを口元に立てたセシエル。
『広いベッドで良かった。これなら私も眠れそうだ』
(この声…セシエル様…?)
『なんです!?この悠久率はっっ!!!だいたい私はアオイさんしか呼んでな…っ!!』
『シーッ』
『貴様…静かにしろと言ったはずだぞ』
『…くっ……』
アオイを盾にとられ、悔しそうに顔を歪める仙水。