狂気の王と永遠の愛(接吻)をイメージ画集とつぶやきの場
11/17 仙水とセシエル王
(…大和のことを言っているのか?)
「大和の行動は私が監視いたします。彼に勝手はさせません。私の命にかえても…」
「そうかい?それは心強いね」
薄く笑ったセシエルに仙水の瞳が鋭く細められた。
「…セシエル殿。貴方がたの背後に何が居ようとも…無駄な足掻きだということをいずれ証明してみせます」
いよいよ立ち去る仙水。
「……」
彼の背を見送ったあと、冷たい風の流れる錆びれた中庭を見渡したセシエル。
(嫌な予感がする…)
彼の瞳に並みならぬ覚悟を感じたセシエルの脳裏を一抹の不安がよぎる。
「このままでは黒幕が出てくる前に…やられるのはこちらか……」
「…しかし…いずれ君も」
「…彼女を殺す事を選ぶだろうね…」
「大和の行動は私が監視いたします。彼に勝手はさせません。私の命にかえても…」
「そうかい?それは心強いね」
薄く笑ったセシエルに仙水の瞳が鋭く細められた。
「…セシエル殿。貴方がたの背後に何が居ようとも…無駄な足掻きだということをいずれ証明してみせます」
いよいよ立ち去る仙水。
「……」
彼の背を見送ったあと、冷たい風の流れる錆びれた中庭を見渡したセシエル。
(嫌な予感がする…)
彼の瞳に並みならぬ覚悟を感じたセシエルの脳裏を一抹の不安がよぎる。
「このままでは黒幕が出てくる前に…やられるのはこちらか……」
「…しかし…いずれ君も」
「…彼女を殺す事を選ぶだろうね…」