狂気の王と永遠の愛(接吻)をイメージ画集とつぶやきの場
11/28 甘い罠
―――ガシッ!!
「…あっ」
急に力の籠ったキュリオの腕にまんまと捉えられてしまったアオイ。
「…どこに行くつもりだい?アオイ…」
「…お、起きてらしたのですか?」
髪をかき上げながら睨むようにこちらを見つめるキュリオの瞳がいつになく怖い。
(お父様…怒ってる…)
「…最初から眠ってなどいなかったさ…無防備なお前を危険にさらすようなこと出来るわけがないだろう?」
「ご、ごめんなさい…目が冴えてしまって…」
「いや…お前を試すようなことをした私にも非はある。しかし…」
ぐっと顎を掴まれ、視界が反転したと思ったときにはもう遅く…
「…まさか予想通りの行動を起こすとはね…」
「お父様っ…わたし、そんなつもりじゃ…っ…」
「…ではどんなつもりだったか言ってごらん?もし私が納得しない理由なら…」
まるで脅しをかけるようにキュリオの顔が近づいて、今にも唇が触れてしまいそうなほどに距離を詰められる。
「…鎖につないで完全に君の自由を奪ってしまおうか―――…」
「…あっ」
急に力の籠ったキュリオの腕にまんまと捉えられてしまったアオイ。
「…どこに行くつもりだい?アオイ…」
「…お、起きてらしたのですか?」
髪をかき上げながら睨むようにこちらを見つめるキュリオの瞳がいつになく怖い。
(お父様…怒ってる…)
「…最初から眠ってなどいなかったさ…無防備なお前を危険にさらすようなこと出来るわけがないだろう?」
「ご、ごめんなさい…目が冴えてしまって…」
「いや…お前を試すようなことをした私にも非はある。しかし…」
ぐっと顎を掴まれ、視界が反転したと思ったときにはもう遅く…
「…まさか予想通りの行動を起こすとはね…」
「お父様っ…わたし、そんなつもりじゃ…っ…」
「…ではどんなつもりだったか言ってごらん?もし私が納得しない理由なら…」
まるで脅しをかけるようにキュリオの顔が近づいて、今にも唇が触れてしまいそうなほどに距離を詰められる。
「…鎖につないで完全に君の自由を奪ってしまおうか―――…」