狂気の王と永遠の愛(接吻)をイメージ画集とつぶやきの場

12/6 キュリオの唇



「…っ…!!」


それよりも早く、背にまわされたキュリオの腕。


「きゃっ…」


中途半端な体勢で腕を突っぱねたアオイはバランスを崩してしまった。

そのままキュリオの顔に倒れ込んだアオイだが、ちょうど顔と首の境目あたりにあたたかい感触が広がり…


「…まだ足りない…アオイ」


熱い吐息混じりのキュリオの声が低くつぶやかれたのだった―――…。




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