狂気の王と永遠の愛(接吻)をイメージ画集とつぶやきの場
5/11 アオイと○○○、キュリオのつぶやき
キュリオ「頻繁な更新を目指すと言っていたが…この様はなんだ」
アオイ「ショートストーリーという名のロングストーリーに力を入れすぎたと逢生さんが言っていました。お父様」
キュリオ「成長したお前に逢えるのは嬉しいが、バランス配分というものがだな…」
アオイ「そうですね。お勉強は楽しいのですけど、ちょっと私視力が弱くなってしまったみたいなんです。本当はまだお父様の腕の中で眠っていたいお年頃ですもの…」
キュリオ「あぁ。そうだね…おいでアオイ」
アオイ「お父様…」
近づこうとする二人の間を物騒な大鎌が空を切裂いた。
キュリオ「なんの真似だ…マダラ」
アオイ「マダラ様?」
マダラ「そうか…君とは初対面だったね?僕の名はマダラ。五大国・第三位の冥王マダラだよ」
アオイ「お、お初にお目にかかりますっ!<心眼の王>マダラ様…」
行儀よくお辞儀をしてみせたアオイに頷いている冥王。
マダラ「いいね、いいね君…。礼儀正しい子は好きだよ」
キュリオ「そのような目で彼女を見るのは辞めていただきたい」
不機嫌さを露わにしたキュリオがアオイの前に立ちふさがった。
アオイ「あっ!」
唐突に声を上げたアオイにキュリオとマダラの視線が集中する。
アオイ「マダラ様は<心眼の王>様なのでしょう?<心眼>の視力はおいくつですか?」
キュリオ「急に何を言い出すかと思えばアオイ…<心眼>に視力などあるわけ…」
マダラ「…面白い事をいうね君…。本当に想像を超えた愉快さだよ」
アオイポケットから取り出したメモ帳に何かを書き始める。そして少しずつ彼らとの距離をとると…
アオイ「マダラ様―っ!これ、目を閉じたまま見えます?」
マダラ「はいはい。もちろん読めるよ」
目を閉じたマダラ。アオイの声のするほうへ体を向け、口を開いた。
マダラ「右」
アオイ「正解っ!じゃあこれは?」
マダラ「上」
アオイ「いいですね!次はこれです!」
マダラ「…ひだり?」
アオイ「その調子です!少し離れますよー!」
マダラ「問題ないよ。もっと離れても良いくらいだ。…また右だね」
アオイ「<心眼>って本当にすごいですね!ではこれは!?」
マダラ「下。だね…僕には簡単すぎるよ」
アオイ「最後はこれです!」
マダラ「アオイ…僕をからかっているのかい?それは丸だ。本当にいたずらっこだね…まぁ、それも悪くない」
アオイ「マダラ様さすがです!<心眼>の視力は素晴らしいですね!」
マダラ「もっと褒めてくれてもいいよ?」
キュリオ「……」
キャッキャ、ウフフを繰り返す二人にため息をつくキュリオ。
キュリオ「マダラそなた…そのようなキャラだったか…?」
おしまい❤