琥珀くん日記
彼女は父親から受け継いだこの店と商品達を大切にしてくれる。

毎日開店前と閉店後に僕達を丁寧に磨くのが彼女の日課。

僕はその瞬間が大好きでいつも彼女の前をふわふわと飛んでいる。

でも、彼女は僕達のことを見ることの出来ない体質だった。

僕は石に宿る神様で、この店に売っている琥珀の飾りに住んでいる。

彼女の曾祖父も祖父も父親も僕達を見ることが出来たのに何の因果か彼女だけが僕達を見ることが出来なかった。
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