強引なキミに溺れてく
早見くんは足にキスマークをつけながら、右手をスカートの中に入れてきた…!
ちょ、ちょっとちょっと!
「だ…だめ!」
「んでだめなんだよ?」
「だって…誰かに見られたら…」
「今さら何言ってんの?」
…たしかにそうだけど…
強引すぎるよ…もう
「早見君…怖いよ」
そう言うと早見君はため息をついて、優しく抱きしめてくれた…
「ごめん…オレあさみのことになると理性吹っ飛んじまって」
「うん…もういいよ」
早見くんは、あたしが微笑むと軽いキスをして「帰るか」と言った
「うん」
あの日以来、早見くんは授業中に寝なくなった
その代わりにあたしは前よりも大変なことになっちゃったけど…
それでもあたしはどんどん彼に溺れてく…