強引なキミに溺れてく
「へ…?」
かまわず早見くんは背中で指を動かす
だめ…なんでこんなこと…あれ?
今早見くんなんて書いた?
あたしは背中に書かれた文字を頭のなかで整理する…
「す」「き」…?
「えっ?」
あたしは思いっきり振り向いたら、踏み台が傾く
「きゃっ!」
そのまま2人で床に倒れこんでしまう
そして早見くんがあたしに覆いかぶさる形になってしまった…
えっ!?な…なんでこうなるの!?
「ご、ごめん…どいて…?」
あたしは早見くんの腕を動かそうとするけど、びくともしない…
それどころか、不意にあたしは抱きしめられる…!
「ごめん…無理やりこんな…」
しばらくすると、早見くんはあたしから顔を離して「好きだ」とだけ言った…
やばい…!顔がどんどん熱を帯びてくる…