恋はしょうがない。〜職員室の新婚生活〜
「そして、俺は君のものだ。この心も体も君のものなんだから、追いかける必要なんてない」
真琴の瞳に、拭ったばかりの涙がまた溢れてくる。
それでも、真琴は両腕を伸ばし、古庄の首に巻きつけて、自分から古庄を引き寄せた。
それから、古庄の耳に唇を付け、宣言する。
「…あなたは、私のものです…!」
また、深く長いキスが交わされる。
愛し合う行為は繰り返され……二人は夜が更けるまで、眠気や空腹さえも感じず、お互いの存在を確かめるように抱き合った。