恋はしょうがない。〜職員室の新婚生活〜
あとがき
《 あとがき 》
「恋はしょうがない。3」を最後までお読みいただき、本当にありがとうございます!
この作品を書き始めたのは、昨年(2014年)の2月の終わり、サイドストーリー①を書き終えた直後でした。そして、書き終えたのは12月25日と、約10ヶ月を費やして書いた作品となります。
書いていくにつれて、思っていたよりも長くなりそうな感じになり…、「短編の連作」と、想定していた域を脱してしまいました^^;
読者の皆様に楽しんでいただけるか、甚だ心配なのですが、とりあえず何とか一つの作品として完結させることができました。
“恋愛”というのは、両想いになるまでの過程が面白いのであって、その後はつまらないでしょう?
という考えが私の中にあって、「恋はしょうがない。」の続編を書こうにも、つまらなくなるんじゃないかと思っていました。
ところが、真琴も古庄先生も本当にイキイキと私の中で泣いたり笑ったりしてくれて、楽しみながら書き進めることができました。
この「恋はしょうがない。3」のエピソードたちは、続編を書くにあたっていろいろなアイディアを思いつき、「2」をまとめる際に使わなかったエピソードを寄せ集めています。
ただ私が思いつくものは、エピソードのほんの断片的なもので、その時の主人公たちの境遇や季節感、関わってくる脇役たちの言動…などで物語は如何様にも変化してきます。
(次ページへつづく)