恋はしょうがない。〜職員室の新婚生活〜



確かに、古庄の言う通りだ。
真琴は、教師としての古庄の視点と懐の深さを、改めて尊敬した。



「そうですね。分かりました…」


真琴がうなずくと、古庄は安心したように優しい微笑みを向けてくれた。

真琴はキュンと胸が鳴くのを感じながら、こんな風に古庄から優しい思いをかけてもらえる佳音のことが、ほんの少し羨ましいと思った。









< 45 / 343 >

この作品をシェア

pagetop