恋はしょうがない。〜職員室の新婚生活〜
些細なすれ違いなど、全て洗い流してしまうほどの熱く長いキス。
どちらからともなく唇が離された時、真琴が甘い吐息を吐いて囁いた。
「…元気になりました」
それを聞いて、古庄は安心したように微笑む。
「それじゃあ、もっと元気になろう。まずは腹を満たさないとな!」
弁当をレジ袋から出して、甲斐甲斐しく夕食の準備を始めた古庄を、真琴は嬉しそうに見つめながらテーブルへと着いた。