キスをお先に、頂きました
「そうだ。朱加…
明日もクリスマスだから。一緒に、俺とデートしてください」
クリスマスって、こんな俺たちのために2日間あるのか?
なーんて、勘違いをしながら。
当然結果は「はい」だと思うだろ。
でも朱加はしばらくなにやら考え事をしていて。
なんだ、この間は…?
不安になっている俺に朱加は、
「よろこんで…」
頷いて、不意打ちで、俺にキスをしてきた。
嬉しさで悶える俺は、なんか、試されているようだ。
朱加…お前、こんなに積極的だったのか。
Fin.