大人な後輩
†翼†


家にかえると、
置き手紙があった、

「か、帰った、もっといたかったな、一緒に、」

次の日

うわ、風邪ひいた

やばい、風邪薬ねぇーよ、
あいつに電話かけるか、

プルルルル プルルルル

「はぁーい!」

電話越しに甲高い声が聞こえる
頭に響く

「おい、風邪ひいた風邪薬買ってこい」

「はぁ?なんで、私が!自分でいけば?」

「行けないから、お前に頼んでんだろ?早くしろ、頭いてぇーから、買ってこいよ!」

「はぁ、いやだよ、」

「いいから!行けよじゃあな!」

プープープー

うるせぇーなー。
朝から、声がたけぇーんだよ、あいつ


1時間後、

「こねぇー。」

なにしてんだよ、あいつ、

「あ、会社に電話しないとな、」

プルルルル プルルルル

「もしもし、翼、どーした?」

出たのは士郎だった、
俺、士郎に電話したんだ、

「あ、今日会社休むわ、」

「どーしたんだよ、先輩今日きてるぞ?」

「風邪ひいた、あ、それと先輩を他の奴から守れよ?」

「風邪ひいたのか、仕方ないけど先輩を守るのをなぜ俺に頼む」

「今日会社いけねぇーから、よろしくなー!」

プープープー 

あいつにも電話しよう

プルルルル 

「あーい!」

「お前。今どこだ!」

「今は…遠いところ」

「ざけんな!早く買ってこい」 

「ごめん!今沖縄なの!だから、むりー
5時頃いくからー!それまでがんば!」

プープープー

5時?

あと、8時間後 ……よし、まとう、


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