大人な後輩


「葉菜の前に誰も歩いてなかったって事は、周りのおじさんたちみんな葉菜の後ろにいたってことは、みーーーんな!(周りのおじさん)葉菜のパンツ見てたってこと」

は!!
う、うそーーー、
「マジ?」

「マジ」

いやーーー!

「お嫁にいけないよー!」

「誰ももらわなくても、俺がもらうから」

へ?

「そ、それって、」

「ま、まだプロポーズじゃないからな!」

「う、うん。」

ふぅー。びっくりしたー

「じゃあ、俺行かなきゃ」

どこに?あれ、

「翼?」

聞くのは怖いけど、

「私ってセフレ?」

「え?」

「ねぇ、」

「いま、告白しあってつき合ったんじゃないの?」

そ、そーなのかな?

「じゃあ、どこ行くの?」

「どこって、さっき電話してた奴のところだよ?」

「その人って昨日家に来た、?」

「あぁ、毎日のようにきてる」

ま、毎日……。
私がセフレじゃなかったら、あの人がセフレ?

「葉菜?お前もしかして、妬いてる?」

妬く?

「バッ!!バカ!ち。ち、ちがうしー」

私可愛くないなー。
ふつーに、妬いてるで、いいのに、
しかも嘘つくの下手すぎ

「じゃあさ、なんでそんなに聞いてくるの?」

そ、それは…
「言えないの?じゃあ妬いたって事にするね!」

「ち。ちがうーーー!」

もー。素直になれ私!

「じゃあ、葉菜は、俺の妹に、嫉妬したわけかー。」

ん?い、妹?

「そ。それ!どーゆーいみ?」

き、きいてないよ!

「葉菜が昨日見たのは妹で、さっき電話してたのも妹」

「そ、そーなの?」

「そーなの!ところで、妬いてたの?」

なっ!その話まだ続くの…

「…てたよ、」

「聞こえないなー。」

えーー。てか、こいつ人生の先輩で遊んでるな、

「も、もー!や。妬いてたよ」

「はっきりいえよー!」

むっ!

「妬いてましたよーはい!私は翼の妹にずぅーーーと妬いてました!!」

もー。なんで、こーなのよ!
重いっておもわれてるよね、

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