大人な後輩
「ごちゃごちゃうるさいな、」
え?イマノコエ
佐々木くん?
すごく低いこえ、今までに聞いたことの無いような、声
「え?」
「先輩。、襲っていいんですよね?」
「いいよ。」
といったら
急に腕を引っ張って歩き始めた
「ど、どこ行くの?」
「俺の家」
さ、さ、佐々木くんの家?
そんな所行ったら死んじゃうよ。
緊張しすぎて……
でも、よく考えてみるとあの彼女さんも、
佐々木くんの家に入ったことがあるって事か。
そんなことを考えるだけで胸が張り裂けそうなくらい苦しくて。
泣きそうになるけど、
それを我慢しているうちに佐々木くんの家についてしまった。