おさななじみcomplex







こんなの肌からみたら可笑しいってわかってる






でも自分でもよくわからない、感情が押し寄せて





止まらないっ








「悠夜と新と・・・3人じゃなきゃっ・・・」







どうしたらいいのっ?














「わかった。新にきいてみな?」







「・・・悠夜っ」






そういう笑顔で言ってくれる悠夜に。変わらない悠夜に。やっぱり甘えてしまう






「ありがとうっ・・・」






下駄箱をチェックするも新のスニーカーはまだ入ってて校舎内にいることが分かった私は当てもなく新の姿を探し始める















【kaede side】





テニス部のあたしは部室で先輩と夏休み合宿日をサラッと決めて昇降口へと向かう。






辿り着いた頃丁度、あたしが来た廊下とは反対側へ走りかけて行く紗羅が目に映った







疑問をおぼえながらも昇降口に一人で立つ成瀬くんの元へ






「成瀬くんお待たせ!紗羅どーしたの?」



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