おさななじみcomplex
そんな時、ピンポーンとチャイムが鳴ってからがチャッ扉が開く音がして
あ、新か悠夜だっ
なんて思っている間に私の部屋の扉が開いた
「悠夜!どしたの?」
「うん。ちょっと話イイ?」
部屋にやってきたのは私の彼氏、成瀬悠夜
「う、うんっ・・・」
返事を聞くと共に私の隣へ腰掛ける悠夜
どうしたんだろ・・・改まってっ
「俺さ、紗羅がすきだよ。」
「えっ・・・?わ、私もだよ??」
そう言う悠夜は優しく微笑んでくれていて
「でも時々思うんだ。紗羅が新を好きなんじゃないかって」
「えっ・・・」
且つ、悲しげな表情・・・
「そんなっ!!」
自分でも気付かなかったこんな気持ち・・・悠夜は気づいてたって事っ・・・?
「紗羅、別れよっか」
「・・・っ」
その瞬間、時が止まるような感覚を味わった