おさななじみcomplex
【yuuya side】
「紗羅、コレで人数分のドリンク買ってきなよ?」
そう言って晃くんが何千円かを紗羅に手渡しする
「わぁぁ♡アキ兄奢り?!」
「おぉー!流石大人は違うね!!」
「ん?新こないだ大学生なんてッ「シーッ!!紗羅アホ」
「んッー!!!」
新と紗羅が売店カウンターの付近で和気藹々とするのを一歩後ろで眺める俺と晃くん
「晃くんありがとう」
「なに悠夜改まっちゃって?」
「いや、一応奢ってもらう身だし」
「ま、いいって事よ♪」
ニカッと笑う晃くんは何処と無く新に似ていて、やっぱ兄弟だよなぁなんて感心する
「あの2人って本当仲良いよなー」
そう微笑む晃くんの一言に俺はまた新と紗羅に目線をやる
「紗羅どれにすんだー?」
「んー私はねぇ〜「あ、待った!」
「ん?」
「紗羅の飲みたいのコレだろ!!」
そう言って得意げにメニューを指差す新