おさななじみcomplex








「何が〝よし″なのか全くわかんねーんだけど」







「いいのいいの!楽しければ!!ね?」






あと、悠夜が幸せならっ♪








悠夜の誕生日なのにお母さんとお父さんが仕事なんてことは私も新も分かり切ってるコト






毎年のことだから今更何も疑問に感じない





むしろ、口にしないように心掛けてるレベルなのかも







何かを吐き出してしまいたいのに一番我慢してるのは悠夜自身だから






冷蔵庫から白いショートケーキを出してテーブルの上へと運ぶ







「じゃあーん!今年はわたくし透山紗羅お手製ホールケーキなのです!!」





自慢げに話す私にパチパチと手を叩いて拍手してくれる2人






そうなんです!今年は頑張りましたよー!






高校2年生ですからね!





少しはクッキング出来るようになろうとおもいまして!!







「つーか、これ食えんの?」








「な、失礼な!ちょークエルし!ちょーウマイし!!」







思わず男口調で言う私をハッと鼻笑いする新





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