イケメンヤンキーに愛されて

「まーた、怒って。子供みたい・・・」

あたしがぼそっと呟いたのが聞こえていたようで、翔君はすごい速さで振り向いた。

「なんだって?お前、俺に子供っつったな!?」
「あーもーうるさい」
「愛結!お前な・・・」

「うるっさーーーーーーーい!」

だんだんひどくなってきた口喧嘩に、姫ちゃんが終止符を打った。
< 119 / 281 >

この作品をシェア

pagetop