イケメンヤンキーに愛されて
そして、皆よりずいぶん早く公園に到着した。
ここで、あたしはもう我慢の限界だった。
「あぁもう!翔君、なんなの!?人のことを“俺のもの”扱いして!」
あたしは腰に手を当て、ベンチに座っている翔君を見下ろした。
すると、翔君はゆっくりと上を向いてあたしと目を合わせた。
「いや、なに?お前は俺のじゃん?」
「・・・・・・?」
はい?
今なんておっしゃいました?こいつ。
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