イケメンヤンキーに愛されて

約束とはなんのことやら分からないが、姫ちゃんは素直に言うことを聞いた。

「はーい。姫が約束守ったらりゅーも守ってね?」
「わかったわかった」

龍樹君は、少し呆れながらも優しい眼差しで姫ちゃんを見ていた。

みんな、仲良くなってよかったな、と思ったが1人例外がいた。

「姫乃、愛結に近づくな」
「うるさいわねぇー!」

これじゃどっちが年上かなんてわかりやしない。
< 130 / 281 >

この作品をシェア

pagetop