イケメンヤンキーに愛されて

『おに~ちゃん、大好き~』
『お兄ちゃんも!』

毎日が、すごくすごく楽しい日々だった。

そんなお兄ちゃん。

何も言わずにいきなりいなくなって、びっくりしてるかな。
いきなり施設なんて聞いて、悲しんでるかな。

「うっ・・・ひっく・・・」
「あ、愛結?ちょ、泣いてるの?」

真君の慌てた声が聞こえる。
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