イケメンヤンキーに愛されて

娯楽室に戻ると、翔君しかいなかった。

「あれ~?皆は?」

翔君に尋ねると、あたしの方にふりむいた。
その顔は・・・、なぜかどこか悲しそうだった。

「あぁ、皆は外遊びに行ったぞ。お前も行くか?」
「ううん、行かない」

誘いを断って、翔君が座っているソファの隣に座った。

「面談、だったんだよな?」
「うん」

なにかいつもと違う気がする。
話が続かない。
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