イケメンヤンキーに愛されて

「…おい、おい!」
「え?あたし?」

恋愛ドラマに夢中になっていると、翔君に呼ばれた。
翔君は、あたしが座っているソファーの後ろに立っていた。

あたしが振り向くと、かがんで耳に口を寄せてきた。

「お前、ヤンキーなん?どこのグループ?」 

へ!?
グループって、ヤンキーの?

あたしってよく考えれば、独立ヤンキーなの?
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