イケメンヤンキーに愛されて
「お待たせ、ほらチケット」
「あ、ありがと」
しばらくしてチケットを手に、翔君が戻ってきた。
そして、目の前の売店であたし達はジュースを買った。
「スクリーン、入るか?中で話したいんだけど」
「うん」
ってことは・・・、今からこれからの話するのかぁ。
ちょっと怖いなぁ。
少し進んだ先の一番広いスクリーンだった。
翔君が買ってきたチケットは、まさかのカップルシートだった。
まだ、場内にはあまり人がいないから、話すにはちょうどよさそう。