イケメンヤンキーに愛されて



「あの、さ」


2人とも席に座ったときに、翔君が口を開いた。



自分の手が震えているのがよくわかる。

なんて、言われるんだろう。



「お前、俺と付き合う気ある??」


急に翔君はあたしの方を向いて、聞いた。

真面目な顔で、真剣なまなざしであたしを見ている。




あたしは、もちろん。


「付き合いたいって、思う、よ?」


ちょっと噛んだけど、言えた!!


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